阿寒湖の魅力2 森と湖と火山がつくった野生の楽園

阿寒湖の魅力2
森と湖と火山がつくった野生の楽園

阿寒国立公園は1934年、大雪山国立公園や日光国立公園とともに日本で2番目に指定された国立公園である。太古の昔、激しい火山活動によって広大なカルデラが形成されるが、特に阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖の3つのカルデラをカバーする総面積9万481へクタールが指定の対象となっている。周囲には雌阿寒岳、雄阿寒岳、阿寒富士などの秀峰がそびえ、さらに阿寒湖の南西には小さな宝石のようなオンネトーがある。天候や見る位置によって湖面の色が多彩に変わることから五色沼とも呼ばれファンが多い。阿寒湖の一帯はすでに幕末のころには、希代の探検家・松浦武四郎が著した『東西蝦夷山川地理取調日誌』(1858年)や『久摺日誌』(1861年)によってその景勝美ぶりが知られていた。時代が下って1921年にマリモがついに国の天然記念物に指定されて阿寒湖の名前がさらに広まり、後の国立公園指定へとつながっていく。

阿寒湖はすでに幕末のころには、希代の探検家・松浦武四郎の『東西蝦夷山川地理取調日誌』によってその存在が知られていた。松浦武四郎は阿寒湖の、大島・小島・ヤイタイ島・チュウルイ島の4島にも舟で渡っており、一帯の自然の豊かさに大いに感じ入ったことだろう。1921年にはマリモが国の天然記念物に指定されて阿寒湖の名前がさらに広まり、後の国立公園指定へとつながっていく。 神々は森と湖と火山によって、ここに野生の生き物たちの天地を創造した。主な住人たちを紹介しておこう。

哺乳類はエゾリス、エゾシマリス、エゾモモンガ、エゾタヌキ、エゾシカ、キタキツネ、ヒグマなど。鳥類はオジロワシ、シマフクロウ、オオハクチョウ、クマゲラ、アカゲラ、オオジシギ、マガモ、アオサギ、ヤマセミなど。植物では針広混交林による豊かな植生も貴重だが、草花の多彩さには目を見張る。ガンコウラン、ニリンソウ、クシロワチガイソウ、ヒメイチゲ、マイヅルソウ、ツバメオモト、ツマトリソウ、ミヤマオダマキ、コケモモ、エゾノレイジンソウ、ハンゴンソウなどなど挙げていけば切りがない。阿寒湖は2005年、釧路湿原につづいてラムサール条約の登録湿地となった。

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