釧路エリアの食文化3 <b>文化は辺境に宿る</b>「そば」

釧路エリアの食文化3
文化は辺境に宿る「そば」

さて、釧路の麺文化を語る上で、やはり「そば」は外せないだろう。緑色のそばは、昨今あまり見かけなくなったが、ここ釧路では健在である。

江戸時代から続くそば屋の3系統(藪、更科、砂場)のうち、藪系はヨモギなどで麺を染める習わしがあり、明治以降は人工色素を使った。だが、1960年代以降そうした色素の使用が制限され、藪系の多くが色染めを諦めた。

しかし、釧路のそば屋は、そば粉に粉末のクロレラを混ぜることで、藪そばの伝統を守り続けているのである。中でも「東屋総本店 竹老園」は、北海道蕎麦の歴史を物語る上では欠かせない存在であり、ここから暖簾分けした店は釧路や札幌を中心に多数存在する。場所は春採湖のすぐ近く。せっかくここまで足を延ばしたのだから、春採湖を散策し、遠くに見えるズリ山から、かつて国内の産業を支えた男達の勇姿を偲びたい。

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