釧路湿原の魅力3 ヤチボウズ・ヤチマナコ

釧路湿原の魅力3
ヤチボウズ・ヤチマナコ

ヤチは谷地、湿原を意味し、マナコは眼のことで、漢字を当てれば谷地眼。ヤチボウズは谷地坊主と書く。谷地を歩いていると必ずこの異形の存在に出会う。楽しいトレッキングは、一気にミステリーゾーンに迷い込む。ヤチマナコとは、要するに水が溜まった落ち窪みのことで、例えば夕日に赤く照らされた水面などは夕闇の中で赤い眼がギロリと見開いているように見えないこともない? ところで、ただの水溜まりと侮ってはいけない。底なし沼というほどではないが、マンホールほどの大きさの穴の深さが3〜4メートルにも達するという。

一方、ヤチボウズだが、その名のとおり高さ1メートルほどの坊主頭が草原に点々と並ぶさまはかなりシュールである。実は丸坊主ではなく、長髪もいればモヒカン頭もいる。これはスゲの根っこが未分解物とともに成長を重ね、さらに冬の凍上現象が加わって長い歳月をかけて盛り上がってできたものらしい。 湿原ならではの水のいたずらでできた、マナコとボウズの凹凸コンビ。不気味ではあるが、ちょっとユーモラスでもある。

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