釧路湿原の神・タンチョウ3 タンチョウはここにいる

釧路湿原の神・タンチョウ3
タンチョウはここにいる

せっかく釧路湿原を訪れるからには、タンチョウを拝まないで帰ることは悔しい。メッカといえばイスラム教の聖地だが、サルルンカムイ(湿原の神)のメッカは彼らが冬期間を過す給餌場で、釧路湿原の周囲に数カ所ある。絶好のビューポイントであるが、それだけではなく多くがタンチョウと人間の、半世紀以上にわたる交流の歴史を物語る場所であることも心に留めておきたい。

釧路市丹頂鶴自然公園

世界的に優れた人口孵化・飼育技術を持つ、タンチョウ専門の飼育施設である。飼育中のタンチョウのほかに飛来する野生のタンチョウの姿もここでは1年中見ることができる。初代園長の高橋良治さんの形容詞は「ツルになった男」、タンチョウの言葉がお分かりになるらしい?!

所在地
釧路市鶴丘112番地
電話
0154-56-2219
開園時間

夏季/4月10日〜体育の日
午前9時~午後6時
冬季/体育の日の翌日〜4月9日
午前9時~午後4時
※12月31日~1月3日は休園いたします
入園料金

一般(高校生以上)470円(376円)
小・中学生 110円(88円)
幼児 無料  
※()内は15名以上の団体料金

阿寒国際ツルセンター「グルス」&タンチョウ観察センター

国内唯一のタンチョウの研究施設である。隣接して「阿寒タンチョウ観察センター」という給餌場があり、冬期間は午後2時から給餌(おさかなタイム)を行い、約300羽のタンチョウが集まる。タンチョウだけでなく、エサを狙ってオジロワシやオオワシなども飛来するという。ここの敷地はもともと故・山崎定次郎さんの畑だった。そして山崎さんこそタンチョウへの給餌を日本で最初に成功した、その人である。現在は長男の山崎定作さんに引き継がれている。

所在地
釧路市阿寒町上阿寒23線40番地
電話
0154-66-4011
開園時間

[グルス]
午前9時~午後5時 ※年中無休
[観察センター]
午前8時30分〜午後4時30分(2月〜3月)
午前8時30分〜午後4時(11〜1月)
※観察センターは4〜10月休館
入園料金

一般(高校生以上)470円(350円)
小・中学生 240円(170円)
幼児 無料  
※()内は15名以上の団体料金

鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

酪農を営むかたわら長年給餌活動を行なってきた故・伊藤良孝さんの名前を冠した代表的な給餌場で、冬期間には約300羽のタンチョウが集まる。運営は(財)日本野鳥の会が行なっており、敷地内のネイチャーセンターではレンジャーから説明を聞くことができる。

所在地
阿寒郡鶴居村字中雪裡南
鑑賞時期
毎年10月下旬〜3月下旬
電話
0154-64-2620
開園時間

午前9時~午後4時30分
休館日

毎週火・水曜日(祝日を除く)
年末(12月26日~30日)・4月~9月
入園料金
無料

鶴見台

小学校で始めた給餌活動が学校閉鎖により中止になるのを見かね、近くに住む渡部義明・トメ夫妻が引き継いだ冬期間の給餌場。給餌タイムは朝方と午後2時30分頃の2回で、厳寒期には約300羽のタンチョウが集まる。トメさんは「ツルになったおばあちゃん」として有名、もちろん現役だ。

所在地
鶴居村下雪裡
鑑賞時期
毎年10月下旬〜3月下旬
電話
0154-64-2114(鶴居村役場)
給餌時間

1日2回(朝〜午後2時30分頃)
見学
無料

音羽橋

鶴居村を流れる雪裡川に架かる音羽橋も有名なビューポイントだ。川霧の向こうに見え隠れしながらタンチョウたちがねぐらで朝を迎える姿が観察できる。実に幻想的な光景だが、厳寒期の朝の寒さは実に現実的だ。

所在地
鶴居村下雪裡第三地区

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