摩周湖エリアの食文化2 <b>幻のそば。</b>「摩周そば」

摩周湖エリアの食文化2
幻のそば。「摩周そば」

弟子屈町内を車で走っていると、湖や山、牛が草を喰む緑の牧場の風景が車窓を流れて行く。その中で、たまたま目に着いたのが、白く可愛らしい花を咲かせた一面のそば畑だった。

車を降り、カメラを構えていると、畑の持ち主らしい初老の男性が声をかけてきた。 「そばが、そんなに珍しいんかね」 今年の天候や作柄などについて、ひとしきり話した後、男性は近くのそばを手折り、「ホレ!」と言って手渡してきた。

そばの花の独特の匂いは、好みの分かれるところだが、花房の下の部分はもう、茶褐色の実になっている。爪で菱形の殻を割ると、真っ白い胚があらわれた。かじってみると、ほんのりと甘い。品種は「キタノマシュウ」と言って、作付けが始まってまだ10年もたたない新品種だそうだ。その名前からもわかるように、弟子屈町の風土を生かして開発されたらしい。まだ作付け面積が少ないため、収穫量に限りがあり、「幻のそば」とも呼ばれているとか。 町内では、この摩周そばを使った蕎麦屋はもちろん、そばの実入りジェラートを出す店、そば粉のガレットが味わえるカフェなどもあると、男性は教えてくれた。楽しみである。

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