屈斜路湖の魅力7 和琴半島で聞く、セミの声。

屈斜路湖の魅力7
和琴半島で聞く、セミの声。

kussharokonomiryoku7-2.jpg

屈斜路湖の南岸に風船のようにちょこんと突き出ているのが和琴半島だ。もともとは湖面に浮かぶ火山島だったが、土砂が堆積して糸のつながった風船になった。半島の先端にあるオヤコツ地獄ではつねにもうもうと白い噴煙が上がっており、火山活動がいまでもつづいていることを示している。おかげで半島全体の地熱が高く、温泉が湧いている場所もある。囲いもなにもない露天風呂もあれば、小さな小屋掛けの温泉もあり、いずれも野趣にあふれ、誰でも自由に無料で入れるというのもうれしい。

kussharokonomiryoku7-3.jpg

キャンプ場も整備されシーズンには多くの家族連れやライダーたちで賑わう和琴半島だが、せっかくだから半島を一周する2.5キロの遊歩道もゆっくりと歩いてみたい。春一番に花を咲かせるのはフクジュソウやエゾエンゴサク、夏なお涼しいトドマツ林や樹齢!00年を超えるカツラの巨木群など、北海道らしい深く濃い原始の森だ。と、やがて聞こえてきたのは短い夏を惜しむように懸命に鳴くセミの声。日本の北限の地に生息するミンミンゼミで、国の天然記念物に指定されている。また、地面のほうからジージーと低く聞こえるのはコオロギ科に属するマダラスズの鳴き声だ。ふつうは夏から秋にかけて聞く虫の音だが、やはり地熱が高いせいだろう、ここでは真冬でも鳴いているという。

kussharokonomiryoku7-4.jpg

摩周湖に関するアクティビティはコチラ

水のカムイと出会える旅へ 釧路湿原・阿寒湖・摩周湖

このページの先頭へ戻る